足のむくみ(下肢静脈瘤)はストッキングで改善/ためしてガッテン


今週のテーマは、「足のむくみ」


異常な音の正体は?


静脈の弁の役割。

夜中に足がつるのも、むくみのせい?


<下肢静脈瘤>

ストッキングの効果。


<静脈の逆流を見つけるポイント>

1分ほど立つ。


最新治療法、レーザー手術。


弾性ストッキングを履くコツ。

レジ袋を使おう。



解説:血管外科専門医 広川雅之 先生(お茶の水血管外科クリニック院長)。



2016年1月27日放送の「ためしてガッテン」より、「足の疲れ&むくみ撃退 一番効くのはコレだ!」からのメモ書きです。




ためしてガッテン むくみ撃退にストッキング




むくみの音


ササミ
「足のむくみ」に悩む方は、多いようです。


 「足の指先が、感覚がないくらい、しびれちゃうんです」

 「足がむくんでしまって、パンパンになって、電車の中で立っているのも つらいぐらいで」

 「寝不足になるくらい、足がつるようになってしまって」



そこで、ガッテン名物、大調査だ。

足の悩みの専門医である 広川雅之 先生と、検査技師の 加賀山知子さんに、協力していただきましたよ。

調べる方法は、超音波(エコー)検査。


さて、疲れや むくみを生み出す元凶は、何なのでしょうか?


その場所からは、不思議な音が聞こえるのだという。

エコーを当てて ふくらはぎを押すと、正常な方は「ブッ」という音が。

しかし、異常が見つかった方では、「ブッ…ブロロロロ」みたいな音になった。

押す時の、「ブッ」は同じです。

けど、指を離した時に、「…ブロロロロ」という音がする。


この音が、疲れや むくみを生み出している証拠なのだとか。

あるものが 壊れているから、こうなると。


実はこれ、「血流の音」

ふくらはぎを もんだ時に 音がして、正常な場合、離した時に音は消えます。


 足をもむ → 血液が上がって音がする → 手を離す → 血液が止まって音が消える


異常な音とは、手を離した後の音でした。

でも、その原因は?



スタジオに登場したのは、人間の心臓と足を、ごく模式的に表したもの。

心臓から足先に向かって、動脈が走っています。

ここを通って、酸素や栄養分が運ばれる。

そして今度は、足先から 静脈を通って、老廃物を持って帰る格好。

静脈には、大きく分けて2種類あって、メインの静脈とサブの静脈があります。


心臓から足先に向かって血液が流れる分には、問題ありません。

けれど、足先から心臓へ帰るには、たいへん。なんてたって、重力がありますから。

この時、役に立つのが、「弁(べん)」なんですね。

上がっていった血液が また下に戻ってこないように、フタをしてくれるわけです。

下から上には行けるけど、上から下には行けない、一方通行。


静脈の弁 イラスト


静脈の弁 画像



検査の時の異常な音は、この弁のいくつかが壊れているからなのでした。


静脈の弁 実物

弁が壊れると、ちゃんと閉まりません。



 <正常な時>

 指で押す → 血液が上に → 「ブッ」という音

 指を離す → 逆流しない → 無音



 <壊れている時>

 指で押す → 血液が上に → 「ブッ」という音

 指を離す → 逆流する → 「…ブロロロロ」という音




弁が閉じられなくなると、血液が滞って、足の下の方に血液が溜まってしまいます。

すると、その血液から余計な水分が 周りの細胞に溜まってしまい、むくんでしまうのです。

そして、やがて、疲れを感じるようになる。

実は、夜中に足がつるのも、ちゃんと老廃物を送り返すことができていないからなのだそう。


山瀬まみさんは、海外に行く飛行機などで長時間移動すると、足がひどくむくんで、寝てると、すごく足が つるのだそう。

だから、この話には納得なのだとか。




一度 壊れてしまった弁は、もう元には戻らないそうです。

そして恐ろしいことに、弁の異常を放置してしまうと、隣の弁、その隣の弁へと、どんどんダメージが広がってしまう。

すると、逆流の範囲が広がって、たいへんなことに。

これが、「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」という状態。


上からの圧力に耐えきれなくなり、下の血管が蛇行して、皮膚の表面に出てきてしまう。

さらに、何も対策をしないで重症化すると、どす黒い皮膚炎を起こしてしまうことも。


下肢静脈瘤



ということで、足のむくみや 夜中に足がつるのを防ぐには、静脈の弁を守ることが大切になってくるようですね。




弁と寿司屋とストッキング


ササミ
北海道は小樽市に、むくみ解消法を教えてくれる人がいました。

なんと、お医者さんではなく、お寿司屋さんだ。


長時間の立ち仕事になる、お寿司屋さん。

朝出た時と、帰りの足の太さは、違うのだとか。パンパンに腫れてしまうといいます。

夕方ぐらいから、足がだるくなって、引きずる感じになってしまう。

ひどい時は、立てないぐらいになることも。


それが、あるアイテムで、改善されました。

使ったのは、「ストッキング」


どうして、ストッキングが効くのだろうか?


弁を守ってくれるグッズとは、「圧力が強めのストッキング」



<メカニズム>


むくみや疲れ、夜中に足がつる。これらのお悩みに共通する原因は、メインではなくサブの方の 弁の異常なんです。

長い間、立ちっぱなしでいると、どうしても血が滞って、下の方に溜まりやすくなる。

その時、実は、静脈にある変化が起きているのでした。

なんと、血液の量が増えるので、静脈自体が広がってしまうのです。

こうなってしまうと、くっついていた弁が、離れた「ハの字」になってしまう。


異常な弁


こうなると、血液はどんどん逆流。

逆流する度に、弁を傷つけることに。

そしてやがて、弁が変形してしまうのでした。



問題は、その部分の血管が、太くなってしまうこと。

そこで登場するのが、「圧力が強めのストッキング」です。

ストッキングで圧力をかけるので、太さが戻り、弁がもう一度、くっついてくれるんですね。



ササミ
足を締め付けるストッキングには、静脈の弁を守る効果が。

エノキ
ガッテン! ガッテン!




広川雅之 先生の解説


ササミ
メカニズムは分かりましたが、弁に異常があるのかどうか、自分では判断がつきませんよね。

家で、エコー検査するわけにもいかないし。


でも、専門医の先生によれば、じっくり見れば、ある程度、分かるらしいですよ。

ただし、その際に、コツがいる。



ここでスタジオに、専門家の先生が登場。

血管外科専門医で下肢静脈瘤専門クリニックの、広川雅之 先生(お茶の水血管外科クリニック院長)です。



<静脈の逆流を見つけるポイント>

 ・立つ。

 ・1分ほど待つ。

 ・触る。



静脈は、膨れないと、はっきりと分からないことが多い。

立つと、血流が下半身にとどまり、弁が壊れた静脈は浮き出ます。


その際、血がたまるのに、1分ほどかかる。

足は、動かさないこと。足踏みすると、筋ポンプ作用が働いてしまい、血が戻ってしまいます。

できるだけ、じっとしているのがいい。


1分たったら、触ってみましょう。

見た目だけでは分かりにくい場所でも、触ると、膨らみが分かりやすい。



「逆流のサイン」

 (1) 血管が蛇行して、少しだけプクッと浮いている。

 (2) 毛細血管が、紫色に変色している。



逆流のサイン


膝の裏などを見る場合は、立ったまま、鏡を使ってください。




<ストッキングの効果と選び方>


 医療用(病院など)

  弾性ストッキング


 特徴として、圧力が強く履きにくいため、あきらめる人も少なくないそう。

 着脱方法は、医師や看護師さんに、相談してください。


 ドラッグストアなど

  段階式圧力設計


 足首が一番強くて、上に向かってだんだん緩くなっている。

 血行促進のため、締め付ける圧力が、場所によって調節されています。

 医療用よりは圧力が弱く、その分、履きやすい。

 それほど むくみの強くない人に、おすすめ。


 スポーツ店など

 市販のものは、女性用が多い。

 でも、スポーツ用なら、男性でも履きやすいですね。

 つま先部分は、なくても、OK。

 でも、むくみが強い人などは、甲の部分があるものを。



選ぶポイントは、商品のタグや箱に書かれている表示。

「血行を促進」というのは、医療機器だけに許された表現です。

これが書いてあると、だいたい、医療用と同じ効果が期待できます。


商品説明に、「段階着圧設計」「段階的着圧」と書かれている場合も。

これも基本的に、医療用と同じ設計なのだそうです。



<価格の目安>

 ひざ下までが、2000円から3000円程度。

 腰までのものが、5000円ほど

 スポーツタイプは、1万円を超えるものもあり。


ストッキング





ササミ
弾性ストッキングは、血行促進だけでなく、静脈の弁を守る効果も期待できます。

エノキ
ガッテン! ガッテン!




下肢静脈瘤の手術


[体験談]


福島県にお住いの女性、Aさん。

30代の頃から、つらい足の疲れや むくみを感じてきたといいます。

去年からは、夜中に、頻繁に足がつるようになり、生活に支障が出るほどになってしまった。


足は、むくみでパンパン。

特に、右足は、広い範囲で、静脈が浮き出ていました。


そこで医師に勧められたのが、最新の治療法だった。

担当してくださったのは、福島第一病院 心臓血管外科の 小川智弘 先生です。

最新の方法とは、「レーザーの熱によって、血管を収縮させ、閉じる」というもの。

逆流を起こしている静脈内に、装置を入れて、レーザーを照射。熱で静脈を閉じていきます。

足には たくさんの静脈が走っており、他が補ってくれるので、だいじょうぶ。

新型のレーザー治療機器が、2014年に保険適用になり、手術後の痛みも残りにくいなど、患者さんの負担が グッと減りました。


下肢動脈瘤 レーザー手術


Aさんの手術は、たった30分で終了。

痛みは ほとんどなく、チクチクチクというぐらい。

2時間後には、歩いて帰宅できました。


手術から1週間後には、足のむくみが かなり解消したといいます。




スタジオでは引き続き、広川先生が説明してくれましたよ。

これは血管内治療といって、超音波で見ながら、カテーテルを静脈の中に入れて、レーザーの光を当てます。

入れるのは、だいたい、ひざ下の内側。(この方法だと、昔のように、患部を切開する必要はありません)

前述のように、新型レーザー(波長1470ナノメートル)・高周波(ラジオ波)が、2014年に保険適用されました。

診療科は主に、血管外科、心臓血管外科、皮膚科



下肢動脈瘤は基本的に、良性の病気なのだそう。

血栓が飛ぶことは ほぼなく、足の切断にもなりません。

治療の際は慌てずに、お医者さんに相談を。

(とはいえ、放置してよいわけではありません。症状があれば、病院で受診を)




弾性ストッキングを履くコツ


医療用の弾性ストッキングは、効果が高い反面、不便な面も。

とにかく、履くのも、脱ぐのも、たいへんなんです。

それもそのはず、医療用弾性ストッキングの圧力は、普通のものの3倍以上。

とっても履きにくいので、あきらめる人も多いのだとか。



<弾性ストッキングを楽に履くポイント>

(1) まず、手をストッキングに入れて、かかとをつまみ、上の部分を裏返します。

(2) 次に、足先だけ入れて、かかとを合わせ、端を持って、グッと引き上げましょう。

(3) 履けたら、シワを伸ばして、完成。



弾性ストッキングを楽に履くポイント


動画




それでも履きにくい場合は、レジ袋コンビニ袋を使うといい。

足先につけてから、ストッキングを履くと、滑りがよく、スムーズに履くことができます。


脱ぐ時は、足首から上を返せば、あとは簡単。


レジ袋でストッキングを履く





今週の色紙


静脈の弁は、こうでなくっちゃ。


「ハハハをヘヘヘに」


弁が開いた「ハ」ではなく、閉じた「ヘ」の状態に。





NHK ためしてガッテン 2015年 冬号



下肢静脈瘤は自分で治せる (足の血管のコブを退治する体操と生活)


 





エノキ
むくみのメカニズムは、こうなっていたのか。

まさか、弁が関係しているとは。

ササミ
ストッキングが役立つのにも、ビックリ。

むくみが気になってた人も、対策できそう。

エノキ
まずは、1分立って、チェックするかな。





次回は、「あなたのセキをチェック! 止め方&見分け方SP」。





「血管力」で若返る! (生活シリーズ)



下肢静脈瘤 (よくわかる最新医学)






[関係する記事]

 → 「むくみモドキ 甲状腺機能低下症」
 → 「むくみチェック&解消法 潜む病気とは?」




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安部良先生の 免疫力チェックシート/健康カプセル! ゲンキの時間


今回のテーマは、「免疫力」


53の質問で、チェック。


睡眠、食習慣、運動、体調、ストレス。


50歳以上は、気をつけること。

いびきやお風呂、オナラのニオイも、関係する?



ドクネット:東京理科大学 生命医科学研究所 安部良 教授。

ゲンキリサーチャー:レッド吉田(TIM)。



2016年1月24日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 職業やライフスタイルから学ぶ ~ 免疫力UP術!!」「免疫力が高い職業に学ぶ健康術」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 免疫力チェックシート




免疫力チェック


ササミ
教えてくださるのは、千葉県野田市にある 東京理科大学 生命医科学研究所の、安部良 教授です。


先生によれば、体調や生活習慣を見ることで、おおよその免疫力が分かるのだそう。

今回は、チェックシートにより、免疫力を推測します。



「はい」か「いいえ」で答えてください。

そのうち、「はい」の数を数える。




 A [体調]

 (01) 50歳以上である。

 (02) 平熱が36度に達しない。

 (03) 冷え性である。手足が、冷たいことが多い。

 (04) 風邪をひきやすく、一度ひくと なかなか治らない。

 (05) 口内炎やニキビができやすく、肌も荒れやすい。

 (06) 傷口が化膿しやすく、治りにくい。

 (07) 大便やおならの匂いが、悪臭になってきた。

 (08) 便秘や下痢がしやすい。

 (09) 肩がこりやすい。

 (10) 咳がよく出る。

 (11) 頭痛をよく感じる。

 (12) 近頃、花粉症やアトピーの症状が、ひどくなった。

 (13) よくノドが腫れたり、痛くなる。

 (14) 結膜炎になりやすい。

 (15) いつも疲れていて、何となくだるい。



 B [食習慣]

 (16) 肉を食べるのをやめた。(ダイエット目的で、肉を食べなくなった)

 (17) 外食が多く、食事時間が不規則になりがち。

 (18) 一人で食事を食べることが多い。

 (19) 朝食を摂らないことが多い。

 (20) 早食いで、よく噛まずに食べている。

 (21) 空腹時、食べたい料理が思い浮かばない。

 (22) 1週間で、同じ食事メニューが 5回以上ある。

 (23) 食べ物の好き嫌いが多い。

 (24) 甘いものやスナック菓子を、よく食べる。

 (25) いつも、お腹一杯になるまで食べる。

 (26) 食品添加物が たくさん入っているもの(カップ麺など)を連日食べる。



 C [睡眠]

 (26) 睡眠時間が、極めて不規則。

 (27) 午前中から眠い。

 (28) 寝つきが悪い。もしくは、寝ても、すぐ目が覚める。

 (29) 目覚めが悪い。

 (30) 夢を見ることが多い。

 (31) いびきをかく。



 D [生活習慣]

 (32) タバコを吸う。

 (33) ほぼ毎日、飲酒している。

 (34) 熱中できる趣味や楽しみがない。

 (35) 入浴は、シャワーだけで すませることが多い。

 (36) 寝る前に、パソコンやスマホを見てしまう。

 (37) 最近、あまり笑っていない。

 (38) エアコンをつけた環境にいることが多い。



 E [運動]

 (39) 運動不足を実感している。

 (40) 電車で立っているのが苦になる。

 (41) 競技会に出るほど、激しい運動をしている。

 (42) よくダイエットをして、体重が上下する。

 (43) 日中は、デスクワークや家事が中心。

 (44) 自転車通勤など、日常 歩かないことが多い。



 F [ストレス]

 (45) 手のひらや、脇の下に、汗をかくことが多い。

 (46) 最近、ひどくショックを受けたことがある。

 (47) 自分は、社会や他人の役に立っていないと思う。

 (48) 朝起きた時に、「今日何をやろう」と思い浮かばない。

 (49) 人と付き合うのが、億劫(おっくう)になってきた。

 (50) ちょっとしたことでも、腹が立ったり、イライラすることが多い。

 (51) 何でも相談できる知人や友人がいない。

 (52) 熱中できる趣味や楽しみがない。

 (53) 身の回りに、苦手と感じる人がいる。





「はい」が多いほど、満点である100点から、点数が引かれていきます。

(53問なので、仮に、1つ2点として計算してみる)


例:「はい」が 11個あったとする。

 100-11×2=78点




判断の目安は、こうなります。

 80点以上 青信号

 61~79点 黄信号

 60点以下 赤信号






免疫には、2つある。


[自然免疫]

こちらは、生まれながらに備わっていて、体内に入ってきた異物を、すぐに排除する働きがある。

例えるなら、体内をパトロールしてくれる警察のような存在。

マクロファージ、好中球、ナチュラルキラー(NK)細胞など。



[獲得免疫]

予防接種や、その病気にかかることで備わるもの。

自然免疫が敵わない強敵に、より強力な攻撃を仕掛ける、いわば軍隊のような存在。

キラーT細胞、B細胞など。





[体調]

免疫力は、加齢により低下します。

20歳前後でピークを迎えて、以後は 徐々に下がり、50歳以降では著しい低下を見せる。


体内の免疫細胞のおよそ6~7割が、腸内に集まっているといわれている。

善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れ、腸内環境が乱れると、免疫力が低下。

下痢や便秘になりやすくなったり、オナラが臭くなったりする。



[睡眠]

規則正しい生活は、睡眠の質を向上させる。

質の高い睡眠をとると、体内の血流量が増え、栄養が体の隅々まで行き渡り、細菌やウイルスなどの外敵から身体を守ってくれる「リンパ球」も増加する。

リンパ球とは、白血球の一種で、免疫を担当する細胞。遺伝的な要因や、体調、疾患の影響で、増減するのだとか。


鼻呼吸は、菌やウイルスを取り除くフィルターの役目を果たしてくれています。

ところが、いびきは口呼吸になり、菌や冷たい空気が 直接体内に入ってしまう。



[生活習慣]

お風呂には、リラックス効果が。

湯船でしっかりと身体を温めると、血液の循環や新陳代謝がよくなり、疲労が早く回復しやすい。

リンパの流れを促進するので、免疫力も高まります。



[運動]

定期的な運動は、血液の循環をよくし、白血球の血中濃度が高まって、免疫力のUPにつながる。

ただし、激しい運動をすると、体の免疫機能は、一度、急激に下がるのだそう。この時、しっかり体を休ませるのが大切になります。



[ストレス]

ストレスも、免疫機能に影響を与える。

人はストレスを感じると、脳の視床下部から副腎に指令が出て、「ストレスホルモン」が分泌されるのです。

このストレスホルモンが体内のリンパ球の働きを抑制して、免疫力を低下させてしまう。


逆に、趣味の時間を持つなど、好きなことをやっている人は、免疫力が高い傾向にあるのだそうです。



[飲酒]

過度な飲酒は肝臓に負担をかけ、免疫細胞への栄養が行き渡らなくなってしまうので、要注意。



[ダイエット]

免疫細胞は、タンパク質から作られています。ダイエットで食事量が減り、タンパク質が十分に摂れないと、免疫細胞の働きに影響が出て、免疫力が低下してしまう。



[その他]

日々、目的を持ち、それをやり遂げた時の達成感は、免疫力を高めてくれる。

ただぼんやり過ごすのではなく、メリハリのある生活で、免疫力をUPさせましょう。




年齢別の正しい対処で病弱体質は変えられる



腸から免疫力を高める! 食べ方 (日経BPムック 日経ヘルス別冊)






[関係する記事]

 → 「水は1日 2リットル飲むべき?」
 → 「ニンニクの消臭 ニオイで病気が分かる?」



tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 長寿





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赤いシミと皮膚がん 塗り薬イミキモドクリーム/ためしてガッテン


今週のテーマは、「シミ」



<赤いシミ>

前がん症の初期。

日焼けによる がんのタネ。

日光角化症。



<シミが消える塗り薬>

イミキモドクリームの効果。


<冬の日焼け対策>

UV-A対策すること。


<茶色いシミ>

顔への刺激を減らすこと。

癖や習慣に注意。



ひふのクリニック人形町 上出良一 院長の解説。



2016年1月20日放送の「ためしてガッテン」より、「戻れ! シミの消えた肌 冬こそ徹底対策!」からのメモ書きです。




ためしてガッテン 赤いシミ がんのタネ




赤いシミ


ササミ
番組冒頭、形成外科の先生から、衝撃の事実が。

色素沈着ということについていえば、冬の方ができやすい可能性が高いです」

「その時期に、ケアを怠ったり、誤ったケアをすれば、色素沈着を助長すると」


冬は、シミのケアがとっても大切な季節なんです。

そして、あることが、シミを悪化させる落とし穴になることも。




いきなりスタジオに運ばれてきたのは、「シミの特効薬」

なんと、シミが消えるのだという。

「ぬり薬」と書いてありますねえ。



続いて登場したのは、ワッキーさんの どアップ写真。

でも、本当に見せたいのは、皮膚の中に潜んでいる「シミのタネ」です。


シミのタネ


これが全部、表面にまだ出てきていないシミのタネ。

お肌の下には、こうしたダメージが蓄積しているのです。


これらのタネは、将来、いろんなシミになって出てくる可能性がある。

その中でも、特に対策した方がいいのが、「赤いシミ」「茶色いシミ」だという。


茶色いシミ と 赤いシミ






この「赤いシミ」、絶対に見逃してはいけないシミらしいですよ。


そこに登場したのは、赤いシミハンター。

神戸大学 名誉教授の 市橋正光 先生だ。

拡大鏡で、赤いシミを見つけてもらいます。



赤いシミでも、全部が全部、問題あるものというわけではないらしい。

赤く膨らんだものも、悪性ではなかった。

先生によると、血管の周りの皮膚が弱くなって、薄くなって、だから、血管が膨らむのだそう。

「老人性血管腫」というもの。



問題なのは、こちら。

かさぶたのような赤いシミ。

少しへこんでいるように見えます。


危険な赤いシミ


市橋先生によれば、「ぜひ、皮膚科に行って、検査してもらった方がいい」とのこと。



他の方にも、発見されました。


赤いシミ


赤いシミの正体とは、何なのでしょうか?


実はこれ、「前がん症」の初期。

がんの一歩手前らしい。

言い方を変えれば、「日焼けによる がんのタネ」になる。



<メカニズム>


表皮は、大体 0.2ミリくらいで、とっても薄い。

そこに「がんのタネ」があると、免疫細胞が集まってきます。

そして、がん細胞と戦ってくれるのですが、その時、血管が太くなるんですね。

この太くなった血管が透けて見えるのが、赤いシミというわけ。


「赤いシミ」=「ガンのタネを知らせてくれるサイン」


<がんになるシミ>

日焼けによる がんのタネは、赤色が多い。

茶色いシミが がんになる可能性は低い。





再びスタジオに登場したのは、「シミを消す薬」。

言い方を変えれば、がんのタネを消す薬ということになります。


いったい、どんなパワーを秘めているのでしょうか?




ぬり薬の効果


[体験談]


この薬のすごさを体験した女性がいます。

3年前、額の赤いシミに気づきました。

その時は、「皮膚が荒れているのかな?」という感じだった。

家にある薬を塗ったのですが、なかなか治りません。


そこで、きちんと診察してもらうため、病院へ。

すると、「湿疹」だと診断され、塗り薬を出されました。

これは、湿疹を抑える一般的な塗り薬。

言われたように塗ったのですが、症状は一向に治まりません。


そこで2か月後、別の病院を受診しました。

が、そこでも、「湿疹」だとの診断。

同じような薬が、処方されました。


結局、治らないまま、2年が経過。

4件目の皮膚科を、受診することに。

すると、初めて違う薬が出されました。

スタジオで紹介された、あの薬です。


さっそく塗ってみたのですが、なんと、悪くなった。

赤かったのが、ぐじゅぐじゅに。


他のケースでは、増えちゃってます。


薬を塗ったら



これは、どういうことなんでしょう?


薬を処方した先生に、聞いてみました。


信州大学 名誉教授の 斎田俊明 先生。

赤いシミ研究の第一人者です。

「一見、正常に見えるタネみたいな病変のところにも効果を発揮して、そういう細胞を攻撃することができる」

あぶり出し効果といいます」

「ひとつあれば、他のところにも隠れた状態で、がんの始まりのタネみたいなものがあると考えた方がいいと思います」


なんと、赤いシミができている場合、その周りに、まだ目に見えていない「がんのタネ」がたくさんできていると予想されるのです。


そこで使うのが、例の薬。

名前は、「イミキモドクリーム」という。

この薬には皮膚の中の免疫細胞を、活性化させる力があります。

免疫細胞たちに、がん細胞と戦わせるわけですね。


すると、どうしても、炎症が起きちゃうんです。

なので、ぐじゅぐじゅになったり、増えたりした。


治療の途中で ぐじゅぐじゅになりますが、やがて、シミは消えます。


イミキモドクリームの効果


医師の指示通り、1か月 薬を塗り続けたところ、すっかり赤みがおさまり、きれいになりました。

かゆみもなく、すべすべした状態に。




冬の日焼け対策


ササミ
赤いシミは、日焼けによる ガンのタネである可能性が。


というわけで、日焼け対策が大切になります。

特に、「冬の日焼け対策」が重要に。


日焼けは日焼けでも、意外な落とし穴があるようですよ。



神戸大学附属病院。

皮膚科講座 助教の 国定充 先生に、お話を伺います。


まずは、紫外線を出す機械で、スタッフさんに体感してもらう。

背中の一部分だけに、紫外線を30分当てます。

すると、当てた部分だけ、色が変わってました。

でも、普通の日焼けとは違う感じですね。

これを、「即時型色素沈着」というそう。

明日になれば、消えるそうです。

確かに、次の日には、ほとんど消えていました。


でも、この「目に見えていない反応」というのが、重要らしい。

見落としてはいけないポイントになる。



紫外線を出す機械ですが、出していたのは、「UV-A」というもの。


一方、肌を赤や黒に日焼けさせるのは、「UV-B」です。


日焼けクリームに書いてある「PA++++」の「A」は、「UV-A」の「A」。UV-A対策。

「SPF50+」などと書かれている方が、UV-B対策。


 UV-A:日焼けが起きにくい


ならば、UV-A はいくら浴びてもいいじゃないかと思うかもしれませんが、それこそが落とし穴。


UV-Bは、冬になると、夏の約1/5に減ります

でも、UV-Aは、夏の約1/2程度にしか減らない




<メカニズム>


UV-Bは、黒く日焼けさせます。

また、それと同時に、細胞のDNAを破壊。

それによって、がんのタネができてしまう。


しかし、人間の体には、修復機能が備わっています。

なので、ちょっと日焼けしたぐらいでは、皮膚がんにならない。


困ってしまうのは、UV-Bで細胞のDNAが壊されてダメージを受けたところに、UV-Aが差し込む時。

UV-Aは、肌の奥深いところまで届いてしまうんです。

さらには、活性酸素を発生させてしまう。

この活性酸素が、修復システムを弱くしてしまうんですね。

そうなると、治せないので、どんどん壊れた細胞が増えて、がんのタネができてしまう。



というわけで、見た目には日焼けしてなくても、がんのタネが生まれている場合があるということに。




上出良一 先生の解説


ここでスタジオに、専門家の先生が登場。

ひふのクリニック人形町 院長、上出良一 先生。



<冬の紫外線対策>

冬になると肌が白くなり、紫外線の影響を受けやすくなります。

UV-Aの量はUV-Bほど減りませんから、対策すること。



冬、日焼け止めを選ぶときは、「PA++++」という表示に注目。

「+」の数が多いほど、UV-Aを防ぐ働きが強いことを表している。


<目安>

 散歩などの日常生活:PA+~PA++

 屋外レジャー:PA++~PA+++





赤いシミですが、「日光角化症」という。


<日光角化症の特徴>

・触ると表面がザラザラしている。

・2~3か月たっても、赤みがひかない。

・冬でも赤みが増える。



少しザラザラしたものがあって、かつ、赤い。

触ってみると、指先に、チクッと感じることもある。


また、赤みが、ず~っと続く。

冬でも、赤みが広がっていくそう。



<赤いシミができやすい人>

日焼けすると赤くなるだけで、黒くなりにくい人。

長期間日光に当たる生活をしてきた人は、要注意。




赤いシミは、かゆみや痛みなどの自覚症状が少ないのですが、放っておくと、皮膚の奥まで進行してしまう場合も。


早期発見、早期治療ができれば、きれいに治すことができるそうです。



塗り薬「イミキモドクリーム」ですが、場合によっては、細胞の検査などを行い、病院で処方されます。

一般的なシミの薬ではありません。




こんな治療もあります。


赤須医院の 赤須玲子 院長に、治療の現場を見せてもらいました。


なんと、使うのは、「液体窒素(えきたいちっそ)」

液体窒素に浸した綿棒を、数回、患部に当てます。

これで、終わり。

治療時間は、1分ほど。


マイナス196℃の液体窒素で、わざと皮膚を凍傷(とうしょう)にかけるんですね。

すると、薄くはがれる。



<液体窒素での治療>

がんのタネがまだ小さく少ないと診断された場合、皮膚の表面を凍傷させ、薄くはがす。



ササミ
ザラザラしていて いつまでも赤いシミがあったら、日焼け対策と共に、まずは皮膚科へ!

エノキ
ガッテン! ガッテン!




茶色いシミ


ササミ
最後は、茶色いシミの対策を。


まさかの原因が、そこにありました。



教えてくださるのは、東京高輪病院 形成外科の 久野慎一郎 先生。

シミ対策のエキスパートだ。


シミの意外な原因は、スキンケア。

スキンケアや洗顔の時に、顔をこすってしまうことなのだとか。


摩擦で、肌の内側に、赤い炎症が起きる → そこにメラニンがたまる → 茶色いシミに。



習慣が強い刺激となって、茶色いシミを生んでしまう。


・化粧を落とす時、強くこする。

・重ね塗り。

・髪が肌に当たる。

・髪を触る時、顔をこする。

・目の周りを触る癖など。



久野先生の言葉。

「色素沈着の世界においては、『クセ』『習慣』が一番大事というか、一番問題になってくるところです」

「気がついたら、できるだけ早くやめていただいて、改善の方向に向かっていくのがいいと思います」



できるだけ刺激しないようにするには、「泡洗顔」がおススメ。

顔への摩擦が減ることで、徐々に炎症が治まっていき、シミの改善につながります。




癖をなおし、顔への刺激を減らせば、効果が出るようです。

肌の赤みが、大きく減る。

摩擦による炎症が、治まるんですね。

そうすれば、シミの濃さも軽減されてくる。



(例)

・化粧落としは、拭かないで、洗い流せるものに変更。

・化粧道具を、柔らかい素材に。

・こすらないように意識する。メモを活用。



癖を修正することで、すぐによくなるかは、個人差があります。

摩擦を減らす生活は、すぐに効果が見えなくても、続ければシミ改善の期待大。





NHK ためしてガッテン 2015年 冬号



知って防ごう有害紫外線―太陽紫外線と上手につきあうために (ビジュアル版 新体と健康シリーズ)


 





エノキ
冬こそ、日焼け対策が必要なのか。

ササミ
癖や習慣も、怖いな~。

こすりすぎないようにしないと。

エノキ
気になったら、皮膚科へゴー。





次回は、「足の疲れ&むくみ撃退 一番効くのはコレだ!」。





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 → 「シワの原因 UV-Aと ふっくらメイク」
 → 「紫外線対策 日傘は黒で?」




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