「心臓脂肪とエイリアン脂肪/ためしてガッテン」

長寿で知られる沖縄に、謎の病気が急増していると言います。

那覇市内で薬局を営む男性も、4年前この病気に襲われました。

その時を、こう振り返ります。

「心臓の血管にエイリアンが食いついて、入り込んでくる感じ」


エイリアンですよ、エイリアン。

饅頭の中にカードが入った「絵入り餡」じゃないですよ。


専門家の先生も、こう説明してくれた。

「血管をボロボロにする物質を注入して、そして内側から食い破る」


うわ、本当にエイリアンみたいだ!

しかもこの病気、沖縄だけでなく、日本中に増殖してるんだって。

また、ほとんどのお医者さんが知らないという。


この病気の正体って、何だ?



2012年7月18日放送の「ためしてガッテン」より、「緊急警告!謎の心臓病 極悪○○で血管破裂」からのメモ書きです。




心臓脂肪とエイリアン脂肪




エイリアンのような病気


・エイリアンの特徴を持つという、この病気。
・寄生し、異常増殖するという。
・そして、血管を食い破る。

・尋常じゃないですよ。

・18年目に入ったガッテンですが、
 初めて取り上げる題材だといいます。
・ほとんどのお医者さんが知らないという
 最新情報。


・怪物が心臓を襲う?
・そんな病気ってあるの?

・その存在に気づいて
 いち早く取り組んできたのが、この方。
・徳島大学医学部 循環器内科学 教授の
 佐田政隆さん。

・異変に気づいたのは、10年ほど前だという。
・ある患者さんが、心筋梗塞で運ばれて来た。
・カルテを見ると、偶然にも
 佐田先生が1ヵ月前に心臓検査を
 したばかりの人でした。

・心筋梗塞とは、心臓の筋肉に
 栄養や酸素を運ぶ血管が詰まってしまい
 時に死に至ってしまう病気。

・前回の検査では、
 血管が狭くなっているところは
 見つかっていませんでした。
・しかし、わずか1ヵ月で、
 血管の一つが完全に詰まっていたという。

・動脈硬化というのは、
 血管がゆっくりゆっくり
 内側から狭くなって流れが悪くなり、
 やがて詰まるのが常識。
・でも、この事例は、
 それでは説明がつかない。

・しかも、
 こうした奇妙な経過をたどる患者は
 一人ではありませんでした。
・自覚症状がない人にも突然発作が起こって
 亡くなってしまう場合もあった。


・同じ頃、同じ病気で命を落とす人が
 急増していました。
・このことが、
 沖縄が日本一の長寿県から転落する
 一因になったという。
 (他にも、肺・肝疾患、糖尿病などがある)

・4年前にこの病気にかかった、
 那覇市の薬剤師さん。
・からくも、一命は取り留めました。
・もともと血圧が高かったのですが、
 薬でコントロールしていたという。

・ところがある日、
 心臓をわしづかみにされたような
 激痛に襲われます。
・そしてそのまま、病院に緊急搬送。
・心筋梗塞の可能性が高いと言われ、
 そのまま手術になりました。

・調べてみると、心臓の太い動脈の1本が
 詰まっていた。
・その時の画像を見せてもらったのですが、
 うわっ、心臓に何かへばりついている。
・覆ってしまって、心臓が見えません。

・この時をご本人は、
 「心臓の血管にエイリアンがくいついて、入り込んでくる感じ」
 と振り返ります。

・このへばりついているもの、
 いったい何なんでしょう?



・沖縄の心臓病死亡者数のグラフがあります。
・1995年からだけでも、
 4割以上の増え方をしている。
・まさに、右肩上がり。

・通常赤い、心臓の筋肉。
・それがエイリアンにとりつかれた心臓だと、
 全体が黄色くなっています。
・表面に何かがへばりついているように見える。

・これは、心臓脂肪
・ベッタリとついた黄色いものは
 脂肪だったのです。


・むむ、これがエイリアンの正体?
・なぜに、そう呼んだのだろう?


・心臓脂肪をそっと溶かしてみると、
 冠動脈に何かモジャモジャしたものが
 見えますよ。
・これを拡大すると、
 血管に何か刺さっていました。
・しかも、このトゲ、
 何かを心臓に送り込んでいます。

・送り込んでいるものとは、猛毒。
・トゲの1本1本は、毛細血管なんですね。
心臓脂肪が毛細血管を突き刺して、
 猛毒を心臓に注入している
と。


・脂肪が毒を出す?
・体内に毒?


・そして、猛毒を送り込まれるとどうなるか?

・うわっ! 血管が大変なことになってる。
・もろい内側の壁が破れて、
 血栓ができちゃってますね。


心臓脂肪と血栓
 イメージ画像


・この血栓が、血液の流れを遮り、
 詰まらせちゃうわけか。
・そして、心筋梗塞につながり、
 突然死が生じてしまうと。


・スタジオに登場したのは、
 牛の心臓の大動脈。
・すごく弾力があります。

・人間では実験できないので、
 これを使って実験しようというわけ。

・用意された茶色っぽい液体は、
 脂肪が出す猛毒を濃縮したもの。
・そこに、輪切りにした牛の大動脈を入れ、
 数時間浸しました。

・すると、みるみる溶けて、
 やがて輪が切れちゃいました。
・このくらい血管を壊す力が
 この毒にはあるのです。

・猛毒によって、血管が破れる。
・すると破れた部分を補修しようとして、
 血栓ができる。
・その血栓が心臓をふさいでしまって、
 心筋梗塞に。


・心臓脂肪といいつつ、
 していることはエイリアン。
・まさに、エイリアン脂肪!




やせ型も危険?


・エイリアン脂肪は、どんな人に多いのでしょう?
・徳島大学の医学部に、
 過去に心筋梗塞や狭心症を経験した人たちに
 集まってもらいました。

・超音波を使った特別な方法で、
 心臓についた脂肪の厚みを調べます。


・いきなりありました、エイリアン脂肪。
・厚さ1センチの大物です。

・誰にあったかといえば、
 メタボ気味ではない人でした。
・一番体重の少ない人。
・体重は56キロで、脂肪は10.2ミリ。

・そして一番少なかったのは、
 4人の中で一番巨漢な人だった。
・体重は、120キロ。
・エイリアン脂肪の厚さは、5ミリ。

・ふたりとも、驚いてます。
・予想とは、逆だものなあ。


・痩せた人と、太った人。
・脂肪細胞の数そのものは、
 大人になってしまうと
 そう簡単には増えない。

・そんな状態で、
 同じ量を食べ過ぎたら、
 どうなると思います?

・1つ1つの脂肪細胞がふくらむのですが、
 もともとある脂肪の数が違いますよね。

・太った人はもともと脂肪細胞が多いから、
 皮下脂肪などに溜めやすい。

・ところが痩せた人だと、
 脂肪細胞の数が限られます。
・すると、すぐに容量を超えて、
 あふれてしまうんですね。
・そして行き場を失った脂肪は、
 心臓に向かうことになる。


・というわけで、
 若い頃 やせ型だったのに
 最近太った人などが危険
になります。


*痩せている人も、太っている人も、
 体重増加は心臓脂肪を生む危険がある。




また、マクロファージ!


・ここまでは、
 脂肪が毒を出すとして
 進めてきました。
・でも実は、
 脂肪が毒を出すのではないのだという。

・心臓脂肪に、毒を出すやつが
 集まってきちゃうのです。


・そいつの正体とは
 ガッテンではもうおなじみ、
 マクロファージ
・これは白血球の一種で、
 体の中のいらないものを食べてくれる
 お掃除屋さんです。

・基本イイやつなのですが、
 ちょっと困った面も。
・脂肪を溶かそうとして出したものが、
 毒になっちゃうんです。

・心臓に脂肪がつく → 
 マクロファージが集まる →
 脂肪を溶かそうと物質を出す →
 それが毛細血管を通って
 心臓に運ばれる →
 血栓ができてしまう。


・心臓についた脂肪がマクロファージを集め、
 猛毒のエイリアン脂肪になっちゃう!

・ガッテン! ガッテン!




体重変化に要注意!


・スタジオに登場してくれたのは、
 徳島大学教授 循環器内科学の
 佐田政隆さん。

・エイリアン脂肪ですが、
 分かったのは最近で、
 ここ2年から3年くらい。
・心臓脂肪の場合、
 血管は突然詰まるそうです。

・でも、なぜ沖縄なんでしょう?

・それは、脂肪摂取量が全国平均よりも多く、
 ファストフードなどが以前から普及しているため。
・また、車社会のため運動不足になりやすく、
 肥満が増加していることが
 原因の一つと考えられる。

・そういう積み重ねが
 心臓脂肪につながったわけですが、
 食生活が変わったのは
 日本全国同じ。
・心臓関連の死者数19万人の内、
 4分の1程度が、
 心臓脂肪が関係する可能性があるといわれる。


・脂肪といえばお腹の脂肪。
・お腹まわりなど内臓脂肪にも
 マクロファージは来るのですが、
 ゆっくり活動するので害はないそう。
・心臓の場合、
 そもそも脂肪の貯蔵タンクではないので、
 必要以上に脂肪を蓄えると
 異物として攻撃されてしまう。

・また、心臓というのは常に動いているので、
 エイリアンが活性化しやすいのではないかという
 話もある。


・食生活の欧米化により、
 最近では40代や30代でも、
 動脈硬化は起こり得る。

・女性は女性ホルモンの働きで、
 心臓(内臓)脂肪がつきにくい。
・ただし、閉経後、急速に
 脂肪がつきやすくなるので
 要注意とのこと。

・急激に体重が増えたり、
 体型が変化した人は、
 要注意!




心臓脂肪を減らす方法


・心臓についた脂肪を減らすには、
 どうしたらいいの?
・ガッテンが実験してくれました。

・参加してくれたのは、
 最近ちょっと太り気味だという
 40代から60代の男性、7人。

・調べてくれたのは、
 心臓画像クリニック飯田橋さん。

・ある人は、皮下脂肪と同じくらいの
 エイリアン脂肪が、
 心臓にベッタリとついていました。
・結果は、7人全員に、
 かなりの量の心臓脂肪がついていた。


・ここからが実験の本番。

・ガッテンから、特製の
 心臓脂肪撃退セットがプレゼントされました。
・箱の中身を見た人たちは、
 ビミョーな反応。

・何が入っていたんでしょうね?


・3週間取り組んでもらったわけですが、
 まずは体重の増減から。

・-1.6kg、-1.8kg、-3kg、-4.6kg、
 -3.4kg、-3.4kg、-3.8kg 。

・みんな体重が減っている!

・では、心臓脂肪はどのくらい減ったかな?

・±0%、-3%、-10%、-10%、
 -10%、-11%、-13%。

・半数以上の人が、心臓脂肪が
 10%以上減っています!

・しかも、体重の%よりも、
 心臓脂肪の%の方が下がっている。
・ということは、体重が減れば、
 心臓脂肪がグンと減ることが
 期待できると。


・でも、その方法って、何なんでしょうね。


・例の心臓脂肪撃退セットですが、
 中にあった紙には
 「何でもイイです」と
 書いてありました。

・え?
・は?
・何?

・何でもイイとは、
 思いついたことをやってください、
 という意味。

・それでみなさんがやったのが、
 よく噛む、歩く、減酒、筋トレ、
 サラダ、肉控える、禁夜食など。


・でも、何でもイイ、
 そんなゆるい方法で成功するためには
 秘訣がありました。

・一番減った人のコツは、3つ。
・毎日向かうパソコン。
・壁には、ガッテンのロゴが。
・見えるところに、心臓脂肪の写真。
・キーボードの下には、体重グラフ。
・これはガッテンのHPにもある、
 計るだけダイエットのグラフですね。

・別の人は、食卓の上にひと工夫。
・30回よく噛むようにと、
 ミニ看板を置きました。
・これで食事量を減らすことに成功。
・さらに、野菜を先に食べる工夫も。

・このように、見えるところに置き、
 気づくようにする。
・つまり、継続することが大切なんですね。



・ともかく、何をやってもいいので、
 体重さえ減れば
 心臓脂肪は減るようです。

・そしてここに、
 心臓脂肪のある性質が
 隠されているという。


・再び登場したくれたのは、佐田先生。
・心臓についた脂肪の秘密とは、
 何なんでしょう?

・それは、
 増えやすいが減りやすい
 という性質。
・頑張れば、すぐに減るというのです。

・大事なのは、継続。
・リバウンドしないように、ずっと続けるのがよい。


・筋肉は、糖と脂肪、
 両方エネルギーとして使います。
・でもその際、優先的に使うのは、
 糖。

・これが通常の筋肉の
 エネルギーの使い方。

・でも、心臓の場合は違うという。
・心臓は、脂肪だけを優先的に使う。
・なぜならば、血糖値のように
 上がったり下がったりするものを
 あてにできないから。
・だから、何をやっても、
 心臓の脂肪は減りやすいと。



・心臓脂肪は現在、
 特殊な方法を使わないと
 正確な値は分かりません。

・それを前提に、こんな人には
 溜まっている可能性が高いという
 チェックポイントがあります。

<エイリアン脂肪 チェックポイント>
 ・腹囲の変化。
 ・脂肪肝。


・急にお腹が出てきたような場合。
・本来 溜まるべきでない部分に
 溜まるという意味で、
 脂肪肝があると心臓にも溜まっている
 可能性がある。





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心臓脂肪とは、聞いたことなかったな。今、急増中なのか。心臓だと、直、命に関わるものなあ。

けれど基本は、生活習慣。適度な運動と、ちょうどいい食生活。それを一度、見直すことか。

病気や症状って、体からのサインだったりするし。それを見逃さずに、ちゃんと受け取らないといけないんですね。

だって、自分の体だし、生活や健康、命に関わるんだものな。無視すると危ない。

だから、「見える化」が効くのか。方法は何でもいいから、自分に合うものを、ちゃんと続けると。



[まとめ]


・謎の心臓病の正体とは、
 心臓脂肪。
・心臓に脂肪がつくと、
 マクロファージが集まる。
・それが脂肪を溶かそうと
 ある物質を出す。
・それが毛細血管を通って、
 心臓に運ばれる。
・すると血管が傷ついて、
 血栓ができてしまう。
・血管が詰まると、心筋梗塞に。

・心臓脂肪は、
 増えやすいが減りやすい。
・なので体重さえ減れば、
 心臓脂肪は減る。

・エイリアン脂肪のチェックポイントは、
 腹囲の変化と脂肪肝。





次回は、「さらば! オナラ肩こり 原因はたった1つの癖」。





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 → 「ためしてガッテン 2011年のアーカイブ 前半」



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