毛細血管が消える? 壁細胞と静脈マッサージ ピーヤシとは?/これがカラダの新常識(2)


若さと美の新常識、続いては、「美肌」「睡眠」について。


<毛細血管と血管力>

シワの原因になり、薄毛にも影響。

加齢とともにゴースト化?


<壁細胞>

40代ではがれ、栄養がダダ漏れに。

Tie2(タイツー) と アンジオポエチン1。


血管美人にしてくれる3大食材。

ヒハツ(ピーヤシ)、シナモン、ルイボスティー。


1日5分 静脈マッサージ。



<睡眠>

快眠と若さの関係。

腸美人に。

脳をデトックス?



2016年3月23日放送、NHK「これがカラダの新常識 若さと美のヒミツ」から、Part2です。




これがカラダの新常識 美肌 睡眠




毛細血管と血管力


ササミ
続いてのテーマは、「美肌ケア」


肌によさそうなものといえば、「コラーゲン」

すべすべの肌を求めて食べた人も多いのではないでしょうか。


でも、知ってました?

食べても、そのままお肌のコラーゲンになるわけではないんですよ。

一度、分解されちゃいますからね。

すべての食べ物は、小腸で酵素によって分解されてから、吸収されます。

体内に取り込むには、分子レベルにまで、徹底的にバラバラにしなければならないのだ。


美肌を保つには、コラーゲンを食べるよりも先に、すべきことがあるんです。

それこそが、美肌の新常識。




<シワから薄毛まで、カギを握るのは、毛細血管>



花王ヘルスビューティー研究所。

松尾恵子さんが、教えてくれました。

「私たちがまず注目したのが、血管力です」

「そして、血管力と皮膚性状との関係を調べたところ、新しい知見を見出すことができました」



血管力を推し量る方法があります。

冷水に1分間 手をひたして、肌を冷やす。

元気な肌ほど活力があり、温度の回復も早いんです。

10分ほどで回復すれば、血管力がある目安だという。


この研究所の調査によれば、血管力が高い人は 肌荒れや かさつきが半分以下


中でも大切なのが、「毛細血管」です。

全身の血管の約99%を占めているのだそう。



では、なぜ、毛細血管が大切なのか?


お肌の中は、たくさんの細胞で できています。

角質を作っている角化細胞や、コラーゲンを生み出す繊維芽細胞(せんいがさいぼう)など。

そうした細胞に栄養を届けるのが、毛細血管。

皮膚の弾力を保つコラーゲンも、毛細血管があってこそなのだ。


健康な毛細血管がないと、シワの原因になったり、薄毛にも大きな影響が。

金沢医科大学の 赤澤純代 准教授が、教えてくれました。


髪の毛にも、血管は大切。

男性も女性も、毛細血管がとても重要で、血管に力がないと、髪の毛を作る毛母細胞(もうぼさいぼう)に栄養が運ばれず、また、老廃物を処理することもできません。




<恐怖! 毛細血管が消える>


この現象にいち早く注目したのが、赤澤純代先生。

何と、「毛細血管の数が年齢と共に減る」ことが分かってきているのだとか。

劣化して、ゴースト化するのだという。


消える毛細血管


中を通る血液が次第に途絶えてしまう。

すると当然、必要な酸素や栄養も、届かなくなる。

こうした状態が続くと、ゴースト化が起こるのです。



年齢別に比べます。


30代だと、毛細血管の先端まで、血液がスムーズに流れています。

40代になると、劣化が始まる。形が歪んでいますね。

60代では、毛細血管の数が減っています。一部がゴースト化しているんですね。


年齢別 毛細血管 比較


最新の調査によると、高齢になれば、「皮膚の毛細血管の4割が消滅してしまう」ケースが報告されているのだとか。



スタジオに登場したのは、「ダーマスコープ」という機器。

毛細血管の状態を見ることができる、特殊なカメラです。

これなら簡単に、チェックできますね。




壁細胞


ササミ
続いては、新事実について。

聞きなれない名前が出てきましたよ。



<美肌ケアのターゲットは、壁細胞>




「壁細胞(へきさいぼう)」とは、どういうものなのでしょう?


毛細血管の周りに、タコのように張り付いているのが、壁細胞。

壁細胞は、毛細血管を保護するように、周りを覆っています。



資生堂ライフサイエンス研究センター。

ここは、毛細血管を守る壁細胞が失われることで、皮膚の老化が進むことを明らかにしました。


調べたのは、年齢別の女性の毛細血管。

30代と50代を比べると、後者の方が 壁細胞が少なくなっているのが分かります。

ところどころ、はがれているようですね。


壁細胞がはがれると、どうなるのでしょう?


加治屋健太朗さんが、教えてくれました。

「加齢していくと、皮膚の毛細血管が、過剰に漏れやすくなります」

「そうすると、肌に張り巡らされた毛細血管から、栄養が過剰に漏れてしまって、隅々まで行き渡らなくなります」

「例えば、肌を構成する繊維芽細胞(せんいがさいぼう)というコラーゲンをたくさん作る細胞がありますけれども、栄養がない状態になると、コラーゲンとかを作る能力が どんどん衰えていく」

「ということで、肌自体が弾力を失っていって老化していくという風に考えています」



正常な毛細血管は、壁細胞が適度な間隔で、管を覆っています。

その隙間から、周りの細胞に、栄養や酸素が届けられる。


ところが、壁細胞は、40代を境に、はがれ始めるんですね。

すると、大切な栄養が、途中でダダ漏れに。

結果、肌の隅々に栄養が届かなくなり、様々なトラブルを引き起こすのです。


例えば、コラーゲンを生み出す繊維芽細胞に届かなくなると、肌の支えであるコラーゲンが少なくなり、皮膚が陥没。

それが、シワの原因になってしまう。



でも、逆に考えれば、壁細胞が はがれないようにすれば、シワや たるみを防げるのでは?




<シワ・たるみの救世主は、接着剤>



もちろん、本物の接着剤ではありません。


「Tie2(タイツー)」という物質が、それ。

これが壁細胞をはがれにくくする接着剤の役割を果たしているんです。

さらに、その接着剤を活性化する物質が、「アンジオポエチン1」



なんと、この「アンジオポエチン1」と同じ働きをする食材が、あるようですよ。


その食材とは、沖縄料理でおなじみ、「ピーヤシ」(ピィヤーシ)。

これは、「ヒハツ」という沖縄 八重山地方特産の香辛料。長こしょうの一種です。

ゴーヤチャンプルーや沖縄そばにかけて食べるのだそう。


ヒハツ ピーヤシ



ヒハツには、接着剤「Tie2」を強化する「アンジオポエチン1」と同じ働きをする成分が含まれているんです。



接着剤を強化してくれる食材は、「ヒハツ」「シナモン」「ルイボスティー」

これが、血管美人にしてくれる3大食材なのだ。




静脈マッサージ


ササミ
食材以外にも、血管をケアする方法があります。


それを教えてくれるのが、藤川千景さん。

第2回「国民的美魔女コンテスト(2011)」で、ファイナリストを飾っています。


藤川さんの血管年齢を、測定させていただきました。

実年齢が44歳なのに対し、血管年齢は 30歳。


日頃、血管ケアは意識してないという藤川さんですが、生活の中に、血管年齢を若く保つ秘訣があるようですよ。



それは、「有酸素運動」や「こまめな運動」。

運動することで、血を滞らせないことでした。

血流をよくすることが、血管を若くする。



実は、腸にとっても、血流は大事。

便通にも関係します。




<1日5分 静脈マッサージ>


静脈に沿って、血液を流し、循環をよくする。

静脈やリンパ(下水道)をキレイに流すことが大事です。




<静脈マッサージのポイント>


足先の方から、心臓に血液を戻すように、マッサージ。

腕も、同じように。


 ・心臓に対して、遠い方から近い方へ。

 ・やや強めに、なでる。

 ・入浴中が効果的。



スタジオで実践してもらったところ、見る見るうちに、脚の色が変わっちゃいました。


静脈マッサージのポイント




<ほうれい線対策>


耳の後ろをマッサージ。首から、鎖骨へ。

次に、耳の周りをマッサージする。

すると、血流がよくなり、顔があったかくなります。

続けて、頭皮もマッサージしてください。



ほうれい線対策マッサージ




ちなみに、ゲストの おかもとまりさんは、口の中で舌を回すという「ほうれい線マッサージ」をしているのだそう。





というわけで、まとめはこうなる。

「美肌のためには、血管を鍛えろ!」





「お肌の二大悪 ストレスと過剰な糖」は、オンエアされなかったようです。




快眠との関係


ササミ
最後は、「快眠の新常識」です。

そこには、デトックスの大発見が。




<快眠が若さを支える>



睡眠と肌は、とても関係がある。

寝入り直後の3時間に、成長ホルモンが分泌。

細胞を修復してくれたり、抗炎症作用があったりと、肌によい効果が。




<よい睡眠=腸美人>



よい睡眠に関わるメラトニンの原料「トリプトファン」は、腸内細菌が作るんです。

つまり、腸が健康になれば、寝やすくなる。




<新事実! 睡眠が脳をデトックス>



2013年、アメリカでの報告。

「Sleep Drives Metabolite Clearance from the Adult Brain」

ある研究グループが、「睡眠に 脳の老廃物を除去するデトックスの働きがある」と発表しました。


実は、脳は、液体に包まれている。

「脳脊髄液(のうせきずいえき)」という液体が、デトックス効果の主役です。


起きている間、脳の中には、様々な老廃物が溜まっていきます。

睡眠中は、脳の細胞が縮み、その分、空間が広がる。

すると、そこに、脳脊髄液が流れ込むんですね。

そして、老廃物を流し出してくれるのです。


しかも、その老廃物の中には、ある恐ろしい物質が含まれているのだという。

それが、「アミロイドβ」

アミロイドβが脳内に溜まると、神経細胞に毒として作用する。

すると、神経細胞は死滅し、アルツハイマー病の原因の1つに。


アメリカの研究チームの調査によれば、睡眠に障害を抱えた人は、認知症を発症するリスクが およそ1.5倍高いという結果が出ているのだそう。


しっかり睡眠をとることで、脳をデトックス!

それだけ睡眠の力はスゴイのだ。







最後に、スーパードクターたちから、格言をいただきました。


木村郁夫先生。

「自分にも菌にも、おいしいものを」


赤澤純代先生。

「見た目も内側も、キレイな血管から」


伊藤裕先生。

「若くて美しい人は、内臓も美しい」

大事なのは続けること。

「自分の臓器をかわいがる」





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静脈マッサージで、小顔!



血流美人 (美人開花シリーズ)






[関係する記事]

 → 「シワの原因 UV-Aと ふっくらメイク」
 → 「毛穴を目立たなくする方法+ニキビ治療薬 アダパレン」
 → 「乾燥肌タイプチェック」




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tag : 胃腸 健康の新常識 スキンケア ビューティー


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