【長寿】 フレイルチェック/健康カプセル! ゲンキの時間


超元気なスーパーシニアに学ぶ、人生後半の生き方。


◆ 80代のウインドサーファー。

◆ 日本一を目指す、90代のオシャレ卓球選手。

◆ アップル代表ティム・クックも認めた、最高齢プログラマー。


健康寿命を左右する、「フレイル」の過ごし方。

身体や心と共に、すごく大事なのが、社会性(社会との関わり)。

食事や運動だけでなく、外に出てつながりを持つことも、大事なのです。



解説:東京大学 高齢者総合研究機構 飯島勝矢 教授。

ゲンキスチューデント:滝裕可里。

ゲンキリサーチャー:深沢邦之。



2017年9月17日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ ご長寿から学ぶ ~ 健康寿命を延ばす方法」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 健康長寿とフレイル




80オーバー波乗りジョニー


エノキ
さあ、今回のテーマは何でしょうか?

ササミ
「長寿」についてです。

3人のスーパーご長寿が登場!

健康寿命を延ばす秘訣を、学んでいきましょう!





明日、9月18日は、敬老の日です。

健康で長生きは、みんなの願いですよね。

そこで今日は、とっても元気なご長寿さんの生き方から、ヒントをいただこうと思います。





まずは恒例の、基礎クイズから。


Q)「適度な運動」「バランスの良い食事」と並んで、健康で長生きのために大切な要素は、次のうち、どれでしょう?

 A:お風呂の入り方。

 B:人との交流。

 C:睡眠時間








答えは、後で出てきます。





まず、深沢さんが向かったのは、神奈川県は鎌倉市。

海岸に、80代の波乗りジョニーがいるといいますよ。


中村明さん、81歳。

昭和10年生まれなんですが、驚くことに、現役のウインドサーファーなのだ。


80代のウインドサーファー


ウインドサーフィンは、背筋や腕力、バランスをとる脚力など、様々な筋力を必要とします。

見た目以上に、とってもハードなのだ。




専門家の意見を、聞いてみましょう。

東京大学 高齢者総合研究機構の 飯島勝矢 教授です。

「まず、81歳で、かなり凄いですよね」

「当然、フレイル状態からすると、相当、予防されている方じゃないかなと思います」



ん?

フレイル状態って、何なのでしょう?



「フレイル」とは、「虚弱」を意味する言葉。

「ものすごく健康でもないけど、要介護ほど弱っていない状態」のことです。

この期間をどう過ごすかによって、健康寿命が大きく左右されるのだとか。



では、フレイルに該当するかどうか、チェックしてみましょう。

「はい」か「いいえ」で、答えてください。



<フレイルチェック>


(1) 物忘れが、すごく気になる。

(2) お茶や汁物で、むせる。

(3) 昨年より、外出回数が減っている。



(1)~(3)は、「はい」の数をカウントしてください。

(4)以降は、「いいえ」の数をカウント。


(4) 健康に気をつけた食事を、心がけている。

(5) 野菜と主菜(肉または魚)を両方、毎日2回以上食べる。

(6) さきいか・たくあん等の固さの食品を、噛み切れる。

(7) 30分以上の汗をかく運動を、週2日以上、1年以上している。

(8) 歩行または同等の身体活動を、1日1時間以上している。

(9) 同年代の同性と比べて、歩く速度が速い。

(10) 1日1回以上は、誰かと共に食事をする。

(11) 自分は、活気にあふれていると思う。



フレイルチェック


(1)~(3)は「はい」を、(4)~(11)は「いいえ」を、赤丸とします。

この赤丸が6個以上あれば、フレイルに陥る可能性が!




ちなみに、番組出演者は、このような結果に。


 滝裕可里さん → 赤丸 2つ。

 三宅裕司さん → 赤丸 3つ。

 渡辺満里奈さん → 赤丸 4つ。


みなさん、6個以下でした。



赤丸が多い人も、けっこう、いるかもしれませんね。

でも、ご安心を。

6つ以上 赤丸があっても、心配いらないといいます。


飯島先生のお話。

「フレイルの時期っていうのは、一番重要なのが、頑張れば戻れるんですよ、と」

「様々な機能を戻せるんですよ、というところが、ポイントになります」


大切なのは、「間に合う!」という点なのです。


フレイル状態と回復の可能性


介護の始まった人でも、頑張れば、身体能力を少しは戻せます。

フレイル状態の人も、それに気づき、生活改善が早ければ早いほど、大きく戻れるんですね。

早く気づき、改善すれば、健康状態に戻れる可能性があるのだ。



ウインドサーファーの中村さんも、実は、身体能力を戻せた人の、お手本なんです。


始めたのは、64歳からだといいます。

学生時代はボート部だったのですが、就職後、これといった運動をしないまま、定年を迎えました。

そして、若い頃の思いを胸に、再び海へ出ようと決意。

しかし、肉体は、40年分、年を取っていました。

はじめは、公園の坂道を上がるだけでも、息切れしていたという。


中村さんは、憧れの海にもう一度入るため、3年間をかけて、体力作りに励みました。

少しずつ距離を伸ばし、今では、約15km のサイクリングが日課です。

おかげで、50段の階段を一気に駆け上がることができるようになった。


食事にも、気を遣っています。

取材した日のお昼ご飯も、栄養を考えた、バランスの良い愛妻弁当。

献立は、牛肉とパプリカの炒め物、ホウレンソウのおひたし、銀杏とシイタケの煮物、トマト、炊き込みご飯、オレンジ。


中村さんにフレイルチェックをやってもらったところ、赤丸は1個だけでした。

さすがですね。


そんな中村さんでも、不安や悩みを抱えたことがあるらしい。

サーフショップに飛び込みで入るのに、抵抗があったのだ。

マリンスポーツは若い人のものだと思っていました。

自分の息子のような若者たちに、60を超えたおじさんが受け入れてもらえるだろうか?

そう思い悩んだといいます。


そんな中村さんの背中を押したのは、海に戻りたいという強い思い。

えいやと飛び込んだところ、悩みは杞憂に終わります。

サーフィン仲間たちは、笑顔で、中村さんを受け入れてくれました。

今では、「セブンシーズ」というサーフショップで、最年長サーファーとして人気者に。




飯島先生の解説。

「このフレイルチェックっていうのは、確かにこの、自分の弱いところを見出すものではあるんですけども、そこで、はたと気づいてですね、『よし、じゃあ、少しでも、赤を青にしていこう。1つでも生活に取り入れていこう』という風に考える方なのか、『もう、年を取っているせいだ』と考えてしまうのか、そこがハッキリと分かれ道になっちゃうんですよね」




90歳ピンポン乙女


ササミ
続いてのスーパーシニアは、日本一を目指しています。


東京都は新宿区にある、国際卓球。

そこには、90歳の女子卓球選手が。

昭和2年生まれだといいます。


萩原昭子さん。

なんと、東京卓球選手権大会2017 90代の部で、準優勝しています。

力強く正確なプレイは、とっても若々しいのだ。


卓球は、足腰や心肺機能、脳活性に効果的。

高齢者におススメのスポーツなんですね。


萩原さんがラケットを持ち始めたのは、60歳から。

もともとは、ご主人が営む卓球用品店で、経理をしていたのだそう。

でも、卓球をしたことがないまま、60歳の定年を迎えました。

その時、「どうせ、家業なのだから、一度くらい…」と、軽い気持ちで始めたらしい。


萩原さんにも、フレイルチェックをしてもらいました。

結果は、赤丸が3つ。

立派なものです。



「90歳であの動きは、すごい」と、飯島先生。

そして、もう一つ気になったのが、「身だしなみ」でした。


萩原さんの手を見ると、キレイなマニキュアが。

爪のお手入れが行き届いていて、ピカピカです。


90代卓球乙女



飯島先生の解説。

「お外へ出かける時に、少しでもキレイでいたいっていう気持ち」

「そこは、だいぶ、フレイル予防に大きく関わってるんじゃないかなと思います」


最新の研究では、心や身体のケアと並んで、社会性(社会との関わり)が、フレイル予防にとても大切だということが、分かってきたんです。


フレイル予防の三大要素


これまでは、身体的な衰えを「虚弱」と言ってきました。

でも、それだけではなく、例えば、心の部分とか、社会生活とか、そういうものの衰えも、フレイルから外せないのではないかと。



社会との接点を無くした孤独な生活は、運動量が少なくなり、食事も疎かになる傾向が強いのだとか。


萩原さんの場合、卓球教室などで人前に出ることも多く、身だしなみには手を抜きたくないのだそう。

時間を作っては、美容室で、髪や爪のお手入れをしてもらっています。

また、お気に入りのミセスブランドで買い物を楽しむなど、積極的に外に出て、たくさんの人と交流しているのでした。

これが、生き生きしている秘密。


社会性の歯車が回り始めると、身体や心の歯車も回り始めます。

まずは、お出かけから始めてはどうでしょうか。



大切なのは、好きなことや楽しめることを、見つけること。

好きだと、続けられますもんね。

好きなことを、楽しみながら、続ける。

それが大事。




82歳の現役プログラマー


ササミ
これまで、二人のスーパーシニアを見てきました。

学生時代の経験をもとに、老後の新たな目標を見つけた、中村さん。

家業が卓球用品店だったことから、自然と卓球を始めた、萩原さん。

二人とも、目標を見つけやすい環境にあったということは、ある意味、恵まれていたのかもしれません。


しかし、そう簡単には次の目標を見つけられない、そんな人も多いはず。


ところが、外出すらままならない事情を抱えながら、人生の目標と出会えた女性がいるんです。



アップルの新商品説明会。

CEOであるクックさんから、このような紹介が。

「マサコ・ワカミヤは、82歳です」

「彼女は日本出身で、今年初めて、アプリを公開しました」

「大きな拍手を!」


若宮正子さん(82歳)は、アップル社の代表 ティム・クック氏より、史上最高齢のプログラマーとして、紹介されたんです。


開発したアプリの名は、「Hinadan(ひなだん)」。

お雛様を正しい位置に配置するという、シニア向けのシンプルなゲームです。

これなら、スマホに不慣れな人でも、できそう。


最高齢プログラマー


若宮さんは、専門の学校に行ったわけでもないのに、独学でプログラムをマスターしたんですよ。


母親と二人で暮らしていた、若宮さん。

定年後、介護で家から出られなくなることを、覚悟したといいます。

そんな時、雑誌で、こんな記事を見つけた。

「コンピューターがあれば、世界とおしゃべりできます」


若宮さんは、すぐにパソコンを購入。

でも、ネットに接続できるまで、3か月かかったらしい。


そして、やがてたどり着いたのが、高齢者が集まるインターネット上の掲示板でした。

その時の感動は、今でも忘れられないといいます。


「ウエルカムメッセージみたいなのをね、送ってくれるわけですよ」

「そこに、『人生60歳を過ぎると面白くなります』と書いてあるんですよ」

「それを見たら、面白そうだなと思って」


分からないことは、掲示板を通じて、知り合った仲間が教えてくれました。


そして今、若宮さんは自分の経験を活かし、高齢者にパソコンを教える活動で、忙しく日本中を飛び回っているのだとか。


若宮さんは言います。

「何かを始めるのに、遅いということは無い」

「いつまでも好奇心を持って、好きなことを続けられるのが幸せ」




飯島先生のお話。

「僕も、幅広く、高齢者の方々とお付き合いすると、みんながみんな、単に健康長寿でいたいとかですね、いわゆる健康増進のためだけで、何かをやっているという方よりは、むしろ、好きなものだったから ずっとやってきたんだとか、あとは、今までやれなかったけど、やっとやれる時間ができたよ、ということでやりこんで、時がたつのを忘れて、打ち込んでたら、この年齢になっていた、という方々のほうが多いんですよね」

「おそらく、結果的に 若々しく見えている、ということじゃないかなと思うんです」



健康になるために何かをするとか頑張るんじゃなくて、好きなことをやるために頑張っていたら健康になっていたと。




さて、基礎クイズの答えですが、分かりましたよね。

答えは、「B:人との交流」です。

どんな形であれ、人と関わることが、大事なんですね。





好きなことに打ち込んで、長生きしましょう!

好きなもの同士、集まり語るのも、またよし!





老いることの意味を問い直す (在宅・地域で生きる支える)



活力低下を感じていませんか? 知っておきたい高齢者のフレイル






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