「ロコモティブシンドローム/カラダのキモチ」

最近耳にするようになった、“ロコモ”という言葉。

これは“ロコモティブシンドローム”の略です。

日本語では、“運動器機能低下症候群”。


“ロコモティブ”とは、医学関係では、骨や筋肉、関節などをさします。本来の意味は、「原動力」や「強力な推進力」という意味。


ロコモティブシンドロームとは、運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになった状態。あるいは、そのリスクが高くなっている状態をいいます。

人間が動くのに必要な、骨や関節、筋肉に障害が生じ、動けなくなる可能性が高まった状態。


ロコモの推定患者数は、約4700万人だといわれています。



ロコモは、人類の宿命なの?

直立歩行・二足歩行との意外な関係は?



5月16日放送の「カダラのキモチ」では、「歩けなくなるその前に! 脱ロコモティブ宣言」と題して、ロコモティブシンドロームについて紹介してくれていました。





新国民病ロコモティブシンドローム―長寿社会は警告する (生活人新書)





□ ロコモ危険度チェック


[1] 片脚立ちで靴下が履けない

[2] 家の中で、つまづいたり、滑ったりする

[3] 横断歩道を、青信号で渡りきれない

[4] 階段を上がるのに、手すりが必要

[5] 15分くらい続けて歩けない

[6] 2kg 程度の買物をして、持ち帰るのが困難である

[7] 家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が、困難である



何個ありました?

このうち、1個でも当てはまると、ロコモの可能性が。




□ なぜ、ロコモになるの?

そもそも、なぜ人は、ロコモになるのでしょう?


骨折の原因となる骨粗しょう症、膝の変性疾患による軟骨の損傷、背中の椎間板の損傷、これらの運動器の疾患が、本人に自覚症状がなくても、検査で見つかるケースが多いのだそうです。


ロコモは、運動器の生活習慣病で、メタボリックシンドロームとは対になるものです。

メタボは、内臓脂肪の蓄積により、糖尿病や高血圧、高脂血症になる。それにより、動脈硬化になるリスクが高まります。

ロコモは、加齢や運動不足などにより、骨や関節、筋肉などに障害が生じ、歩行機能が低下した状態。それにより、要介護や寝たきりになるリスクが高まる。



もともと4足歩行だった人類は、直立歩行するようになったため、不安定な骨格を、筋肉と靭帯で支えねばならないようになってしまいました。

したがって、筋肉が衰えると、姿勢が維持できなくなってしまう。また、骨が弱れば、骨折してしまうし、関節が痛むと、歩行に困難をきたすようになる。

何気ない日常生活でも、我々は、骨や関節、筋肉などに、負担をかけています。

さらに、加齢によって各部位が弱ってきたり、運動不足により、弱ったりする。

長年の負担の蓄積と、加齢や運動不足などによる劣化、直立歩行する人類とロコモは、切っても切れないものに。




□ なぜ、今になって、ロコモが注目されるように?

ロコモが注目されるようになったのは、ごく最近ですよね。

これは、なぜでしょう?



整形外科で手術を受ける人は、50代を境に増えるのだそうです。

戦後、平均寿命が50代だった頃は、足腰が元気なうちに寿命を迎えていました。

だから、ロコモが騒がれることもなかった。

でも、最近は、医療の発達などにより、現代の平均寿命は80代になった。

つまり、現代では、骨や関節、筋肉などの耐用年数が、寿命に追いつかなくなっているんですね。


最近の調査によると、自覚症状のあるなしに関わらず、50歳以上の方の半数以上に、関節の変性が見られるのだそう。

因みに、腰椎の変性は、男性で83.1% 、女性で67.6% 、

膝関節の変性は、男性で44.1% 、女性で65.4% 、

なのだそう。




□ ロコモの予防

ロコモの予防には、

・運動器に疾患があると思われる場合、病院で受診する。
・若い頃から運動習慣を身につける。

ということが、大切なようです。


骨や関節、筋肉に不安があれば、早いうちに専門家に相談し、対処する。

問題がなくても、老化を防ぐような運動習慣を身につける。




□ ロコモ対策トレーニング


[1] 片脚立ち

片脚を、少し浮かせる。

左右1分間ずつ、1日3回を目安に。


バランスがとれない時は、机などにつかまって行なう。

続けているうちに、バランスがアップしてきます。



[2] スクワット

肩幅より少し大きく脚を開き、足先を30度、外に向けます。

膝がつま先より前に出ないように注意しながら、ゆっくり腰を下ろす。

不安な人は、物につかまってもOK 。

ポイントは、6秒かけて、ゆっくり下ろし、6秒かけて、ゆっくり元に戻すこと。

これを1日3回、6セット行なう。


スクワットがむつかしい時は、イスに座って、立ち上がる運動を。




ともかく、適度な運動をすることが、大切です。

ラジオ体操やウォーキング、ストレッチやヨガ、卓球など、自分自身が楽しくやれるものを…






[参考サイト]

「日本ロコモティブシンドローム研究会」より
ロコモって何?
ロコチェック
ロコモーショントレーニング(ロコトレ)





 → 「カラダのキモチ 最終回と目次」







すでに腰に病気を抱えているので、ロコモなのかな?

確かにたまに、動けなくなります。

ただ、骨や疾患を抱えていると、運動って、むつかしいんですよね。

やらなくても衰えるし、やりすぎても痛める。

ほどよくやらねばならないのですが、それがむつかしかったりします。


また、若い頃の感覚を持っていたりするので、身体の実年齢にみあう運動が、よく分からなかったりする。


ダイエットでも、運動でもそうですが、必要な分だけ、ほどよく、ずっとやることが、大切なようですね…





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tag : カラダのキモチ


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